近況報告

近況報告

3月で再就職してから1年が経ちました。
おかげさまで何とか12年ぶりに社会復帰ができて、今まで応援していただいた方に感謝を申し上げます。
この1年間は色々とありすぎて濃密な時間を過ごしたせいか、年齢の割には長い1年間だったと思います。

先月くらいの話で定期的に読んでいただいていた方には何の告知もなくご心配をおかけしましたがfc2でのブログを閉鎖しました。8年ほど続けてきたブログですが此方のサーバーに移行してからヤル気はあったものの更新頻度がめっきりと落ちてしまって両方とも続けるのは難しいと判断して旧ブログは終了とさせていただきました。時間があれば過去の記事をこちらに再掲載しようと思っています。

自分でも驚愕しているのですが今年で45歳になります。昔描いていた45歳とのギャップは激しく、何も成長しないまま歳をとってしまった状態を大人になるとは言わずに何と表現したら良いのか思い悩むほどこの12年間の精神状態は成熟しませんでした。躁うつという病気は精神と結びついているものの、精神の成熟を阻害するほどではありませんでした。齢を重ねていくごとに迎える必然的な別れや己の体や心境の変化をなかなか受け入れられなくて、客観的に自分を見る時に未熟さだけが目につくようになりました。人間は苦境に立った時が成長する好機であると考えていますので少しでも精神的に余裕があるならば甘んじて苦境に立ってみるべきだと思います。昔の苦労した思い出がよく回想されるのは楽しい思い出よりも印象に残りやすくブレイクスルーを果たした時に得たものが大きいからだと自分では思っています。フランス留学時に言葉や文化、歴史から芸術や建築など全てのフランスの要素を取り込もうという野心を持って勉強したら、あまりにも大きすぎて処理できずに壁にぶつかりまくった思い出が懐かしいです。おかげて当時覚えた言葉はなぜか24年経っても引き出しの中には眠っていて、日常生活ではフランス語を全く勉強しなくなったのに昨年フランスへ行った時にエールフランスのCAさんと話をしていくうちに単語が不思議と口から出てきました。「若いうちに苦労しておけ」という大人のおせっかい的なアドバイスは精神的リカバリが効きやすい若いうちに挫折と成功をたくさん経験しておくと後で大きな財産になるから・・・なのかな?と考えるようになりました。

それから「心の病」は完治しても昔の自分を取り戻すことはできない、ということも知りました。
残酷なことですが病気をしていなくても過去の自分に戻ることはできません。暗くて長い夜が明けたとしても昨日見た朝日とは違う朝日がやってくるはずです。病気が治ったら再び毎日バリバリと働いてパートナーを見つけて結婚して、それから子供を授かることができたら家族として一緒に生きていきたいというのは今の年齢からするとかなり難しい願望になりつつあります。過去の自分が願った夢よりも今生きている自分を大切にして、少しずつでも心の安寧が得られるような生き方もあるはずです。これを妥協とは感じていませんし甘えだとも思っていません。

これからも困難はやってくるでしょう。でもなんとかなると考えて生きていきたいと思います。

新城の旧田口線沿いに咲く河津桜を見にいってきました。
新城の旧田口線沿いに咲く河津桜を見にいってきました。